つつみ鍼灸整骨院の美容鍼・鍼灸担当の真船です。
今回は【卵子の質】についてまとめていきます。
妊活をするなかで体外受精を選択される場合、卵子を採取する「採卵」をすることになりますが、採卵した卵子の質の状態によってその後の成長に影響が出てくることがあります。
そもそも、卵子となる細胞は卵巣にある″原始卵胞″と呼ばれる細胞からなります。
卵巣の中には、まだ原始卵胞の状態の卵胞もあれば、排卵直前の卵胞もあり、成長のスピードもそれぞれバラバラです。
成長の過程
原始卵胞→1次卵胞→2次卵胞(前胞状卵胞→胞状卵胞)→成熟卵胞(グラーフ卵胞)という流れで成長をしていき、成長スタートから半年程かけた約180日後、成熟した卵胞の殻が破れ、そこでようやく排卵されます。
原始卵胞から前胞状卵胞までの前半約90日間は、卵巣の中での調節で発育していきます。
2次卵胞以降の後半約90〜100日間は脳から分泌されるFSH(卵胞刺激ホルモン)によって発育していきます。
毎月、月経がきて排卵されてまた少ししたら次の月経がきて…ということが当たり前に繰り返されているように思えますが、その間に体の中ではだいぶ前の段階から未来の卵子が成長しているということです!
FSH(卵胞刺激ホルモン)はその名の通り、卵子を成長させるための刺激を与えるホルモンです。
上記の成長過程の後半で卵胞内に毛細血管ができると、その血流に乗って卵胞にFSH(卵胞刺激ホルモン)が運ばれます。
ポイントは、この期間にいかに卵巣へ血流を送り続けられるかが重要だということです!
成長期の子供にどんな食事を与え、どんな生活をおくらせるかで育ち方も変わってくると考えるとわかりやすいですかね😅
鍼灸治療では、まさに子宮や卵巣への血流を上げる効果があるため妊活中の方にとってもおすすめです!!
また、体質を整えたうえで人工授精や体外受精などのタイミングに合わせて鍼灸治療をおこなうことで、血流もあがり着床率アップにつながるといわれています!
ーーおすすめのツボーー
【子宮】しきゅう
名前の通り、まさに子宮に効くツボ。
おへそから下に約指5本分さがりそこから左右に指4本分。
【関元】かんげん
元気がたまり、ホルモンバランスなども整えるツボ。
おへそから下に指4本分。
【中髎】ちゅうりょう
骨盤周囲に刺激が入るツボ。血流UP⤴️
仙骨部。お尻のわれめから少し上。
まだまだエアコンなどで体が冷えすぎてしまうこともある時期ですので、ツボのあたりをしっかり温めて巡りを良くしましょう☆
他にも妊活にオススメのツボはいろいろあります。
気になった方や、これから妊活を始める予定の方など、まずは鍼灸を一度体感していただけると嬉しいです!