つつみ鍼灸整骨院の院長の松岡です。
今回は多嚢胞性卵巣症候群の海外研究についての報告です。
不妊症でお悩みの方に多く見られる多嚢胞性卵巣症候群は、生殖可能年齢の女性に多く、排卵障害を起こし不妊原因になります。
当院に不妊症でご来院される患者様のだいたい3名に1名くらいは、多嚢胞性卵巣症候群の病名をお持ちです。
そこでスウェーデンでの多嚢胞性卵巣症候群の研究論文をご紹介。
スウェーデンで妊娠可能女性24名(多嚢胞性卵巣症候群、希発月経と無月経患者24例)に低周波鍼通電療法をおこなった研究では、24例中9例は、治療前3ヶ月の総排卵数4回(全27ヶ月)だったのが、治療3ヶ月までの総排卵数は31回(全47ヶ月)と大きく改善しました。また、良い効果を得た9例は効果のなかった15例と比較し明白な代謝障害が少なかった。
と、報告されています。
鍼灸は多嚢胞性卵巣症候群はもちろんですが、自律神経が整い、妊娠しやすい体作りに有効です。
悩まずに私達に託してみてください。