つつみ鍼灸整骨院の院長松岡です。
今回は流産についてです。流産は妊娠されたご夫婦にとって、大変つらいことと思います。少しでも多くの、お悩みのご夫婦のお力になれればと思います。
流産を繰り返す原因
原因は多種多様ですが、大きく分けると以下に分けることが出来ます。
1)内分泌異常によるもの
主に高プロラクチン血症や甲状腺の機能に異常が原因となります。甲状腺のホルモンの過剰や不足は、内分泌の乱れの原因になります。
2)自己抗体や血液の凝固異常によるもの
自己抗体の異常や血液の凝固異常があると、胎盤の中で血栓が形成されたり、胎児への酸素や栄養の供給が不足し、流産になります。
3)染色体の異常
臨床的に流産とされる死産の50%から70%が染色体の異常という報告もあります。卵子の染色体異常は母体年齢の上昇に伴い増加する傾向にあります。
4)偶発的流産・リスク因子不明
最も多く、主に胎児側の染色体の異常がほとんどです。母体に問題が無ければ次の妊娠に向けての活動が可能です。
最後に
当院は不妊に悩まれる方の少しでもお力になれればと思い、日々鍼灸の技術知識の向上に努めております。流産は経験された方にとって、とても悲しいことと思います。でも、あきらめずに頑張ってみてください。希望の灯は決して消えてはいないです。応援しています!