つつみ鍼灸整骨院の院長松岡です。
今回は子宮内フローラについてです。
子宮内フローラは一般的にはあまり知られていないかもしれません。
簡単に言うと子宮内に存在する細菌叢のことです。
以前は子宮内は酸性なので細菌自体が存在しない、いわゆる無菌状態であるといわれていましたが、2015年米国ラトガース大学の研究により乳酸桿菌の存在が分かりました。実は乳酸桿菌のだす乳酸により子宮内の酸性が保たれ、その酸により子宮内の雑菌の繁殖が防がれているようです。
この子宮内フローラ。非常に重要です。
なんと子宮内での乳酸桿菌(善玉菌)の率が90パーセント以上だと着床率がなんと、2.5倍!出生率も10倍の差があるようです!逆に
しかも検査(子宮内膜マイクロバイオーム検査:EMMA)も容易なようです(^^♪
他のメリットとしましても
①体外受精などをおこなう子宮環境であるか否かの判断材料となる。
②流産率を低下させる。
③胎児の感染症リスクを下げることが出来る。
等があるようです。
是非通院されている担当の医師に相談されてみると良いかもしれません。
ちなみに当院の患者様でも鍼灸施術により子宮内フローラの率がかなり向上された方がいらしゃいます♪
是非ご相談くださいませ♪